友人のmixiの日記を載せさせていただきます。
参考にしてくださったら幸いです。
また、FISの鹿島槍の大会(3月19・20日)はキャンセルとの情報です。
物質的援助
重要なことは“なんでもかんでも送らない”ということです。
前例に倣って紹介しましょう。
新潟中越地震があった際。
最も厄介な災害は地震による“自然災害”と
援助者の方々からの無節操な“人災”でした。
簡単に説明するならば、こうです。
中越地震が起こった当時。
援助者の方々から、多くの物質が届いて良かったものの、
それらを区分けし、仕分けるために
被害者の方々が“徹夜”で仕分けしていたことは、
日本の報道では、そう言う肝心なところを伝えていないために、
あまり知られてはいません。
もちろん、送られてきたものには“生もの”もありましたので、
それらは“生ごみ”として捨てられていた現状があります。
これでは、どっちが“災害を起こしている”のか
わかったものではありません。
まさにこれこそ“二重苦の嫌がらせ”と言われても
おかしくない現状でした。
何度も言いますが、
そう言うことがあったのにも関わらず、
日本の報道はそれを伝えませんが、
せっかくの支援物資を届けても、
それによって新たな災害を出させるようなことは止めましょう。
そこで重要なのは、
“各個人”つまり、
物資を送る前に“仕分け”しましょう。
例えば、ダンボールを1つ用意いたします。
そこに“1つのものしか入れない”ようにするわけです。
つまり、
ダンボールに大きい紙を張るなり、
直接書くなりして、
“水”と書けば“水しか入れない”ようにしましょう。
“食べもの”と書けば“食べ物”だけです。
“乳児用ミルク”と書けば“ミルク”だけ。
さらに、着るものであれば、
さらに仕分けるのもよしです。
例えば、
“ウエスト○○cm~○○cmの女性用服”と言った感じです。
重要なのは、
“貰った側がどのようにしたら、貰ったら嬉しいのか?助かるのか?”
を考えましょう。
細々とした注意を言うとすれば、
“ダンボールの重さ”には気をつけましょう。
男性では持てるけど、女性では無理。
これでは意味がありません。
なるべく軽く。そして、誰でも持ち運べるようにが基本です。
持ちやすくするために取っ手をつける段ボールであれば
きっとなお良しでしょうし、
そのような取っ手をカッターなどでつけるのも良いかもしれません。
また、お金を直接送るのは、
止めた方が良いかもしれません。
封筒に入れたとしても、分かりづらいので、
このような場合は、やはり“振り込み”を利用しましょう。
さて、ここで参考になるかもしれませんので、
「震災がつなぐ全国ネットワーク」の方々が出している冊子の方に、
載っている、仕分け票を書いておきましょう。
食糧:
【喜ばれるもの】
・飲料水。
・カップめん。
・お湯だけでつくれるレトルト食品。
・乳児用粉ミルク。
・哺乳瓶。
【困られるもの】
・生もの全般(魚、肉)。
・アイス。
・電子レンジを使う調理品。
・賞味期限切れの食品。(当たり前です)
衛生用品:
【喜ばれるもの】
・おむつ。
・生理用品。
・歯磨き関連。
・石鹸。
・タオル。
・トイレットペーパー。
・ウェットティッシュ。
・水を使わないシャンプー。
衣類関係:
【喜ばれるもの】
・“新品”の衣類、肌着。
・マスク。
・使い捨てカイロ。
【困るもの】
・“古着!”(案外知られていませんが、ゴミになるだけです。)
医薬品関係:
【“困る”もの】
・“医薬品全般”
(当たり前のことだと思っているのですが、送っても誰も使えません。
なぜなら、医薬品というのは、医師や薬剤師の方々がいなければ、
使って良いという許可が下りず、配ることすらできないからです)
その他:
【困るもの】
・装飾品や芸術品。
・その他、家で集めた品(バザーセールに出すわけではありません。)